- 「スキャルピング取引ってどういう内容なんだろう…」
- 「スキャルピングは誰でもできる手法なのかな…」
- 「スキャルピング取引の中でも具体的にどんな指標を見て取引すればいいんだろう…」
この記事を読まれている方の多くはこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。そこで本記事ではスキャルピングの概要とメリット・デメリット、向いている人・向いていない人などについて解説します。
また、スキャルピング取引をする際におすすめのFX口座についてもご紹介。ぜひ最後までお目通しください。
スキャルピングとは
スキャルピングとは、FXにおける投資手法の一つで、数十秒から数分等の短い時間で小さな価格変動を利用し、複数回の取引を繰り返して利益を得るトレードスタイルです。
スキャルピングは、市場の小さな変動を利用するため、大きな利益を期待するよりは、小さな利益をコンスタントに得る戦略であるため、損失も限定される点が利点。一方で、取引回数が多いため売買コストも高く、スプレッドが狭い業者を選ぶことが重要でもあります。
スキャルピングのメリット
スキャルピングのメリットは以下の4点が挙げられます。
- レンジ相場でもコンスタントに利益を出すことができる
- 1日のエントリーチャンスが多い
- 1取引あたりの損失が大きく膨らむことがない
- 日を跨いでポジションを持つことがない
それぞれ詳しく解説していきます。
レンジ相場でもコンスタントに利益を出すことができる
レンジ相場とは一定の変動幅の中で価格が上下することであり、数日間ポジションを保有するスイングトレード等においては中々利益を上げづらい相場でもあります。
そんな中、スキャルピングの場合には小さな差益を狙っていけばよいため、相場全体のトレンドの左右されること無く、レンジ相場であってもコンスタントに利益を出せる手法でもあります。
1日のエントリーチャンスが多い
エントリーポイントの一例として、ゴールデンクロスというものがあります。これは幾つかの期間における移動平均線がクロスし、短期線が中長期線を超えた時のことを指しますが、トレードの時間軸が長ければ長いほどに、当然ながらゴールデンクロスの発生機会は少なくなります。
一方でスキャルピングの場合には利用する移動平均線についても時間軸が短く、60分や4時間の間の移動平均線を使うことになります。つまり、それだけ1日におけるゴールデンクロスの発生シーンが多いことの裏付けでもあるのです。
こうしたエントリーチャンスが1日に何回も訪れるのもスキャルピングのメリットと言えるでしょう。
1取引あたりの損失が大きく膨らむことがない
スキャルピングは短時間で小さな値幅を取っていく手法です。そのため、1取引当たりの利益額は少ないのですが、反対に損失も大きく膨らむことはありません。
ただ、利確の時にはすんなり決済できるのに、含み損がある場合には「もう少し待てば含み損が減るんじゃないか」と陥りやすい手法でもあるため、ここは自身で定めた明確なルールに乗っ取ってシステマチックにトレードをするようにしましょう。
日を跨いでポジションを持つことがない
先の損失が大きく膨らむことが無いという点に関連しますが、スイングトレード等で含み損がある状態で日を跨いでポジションを持つというのは想像以上に勇気がいります。
「明日の朝になったらもっと損失が膨らんでるんじゃないだろうか」と不安で眠れなくなってしまうなんてのも、よく聞く話です。
その一方でスキャルピングトレードの場合には、トレード時間外ではポジションを持つことが無いため、トレードの時間とそれ以外できっちりと分けられるというのは精神面において大きなメリットでしょう。
スキャルピングのデメリット
メリットの多いスキャルピングですが、当然デメリットもあり、主に以下の3点が挙げられます。
- ポジポジ病になってしまう可能性が高い
- チャートを張り付いて見ないといけない
- 約定力・約定スピードの影響度が高い
それぞれ詳しく解説していきます。
ポジポジ病になってしまう可能性が高い
ポジポジ病とはFX業界の用語。とにかく何かしらポジションを持っていないと気が落ち着かないというトレーダー特有の病気です。
スキャルピングは先にも述べた通り、1日におけるエントリーチャンスが多いため「何かしらのテクニカル指標でエントリーサインが出てるんじゃないか」と適当な憶測をし、不必要なエントリーを繰り返してしまいやすい手法でもあります。
また、相場を見ていない時でも「もしかしたらチャンスがあるんじゃないか」と気が落ち着かずに、適当なポジションを持ってしまうなんてことも。
感情に左右されず、システマチックなトレードを行うことを徹底して対処する必要があります。
チャートを張り付いて見ないといけない
スキャルピングトレードは数十秒から数分程度で決済をするため、トレード時はチャートを張り付いて見る必要があり、時間の確保が必要である点がデメリットと言えるでしょう。
「一定の値幅に達した際に決済するように指値注文をすればいいのでは?」と思われる方もいらっしゃる方もいますが、実はそう上手くできないというのが現実です。
というのも、一定の利幅・損失幅に達した場合においても、それまでのチャートの動き方によっては、”もう少し様子を見ても良い”と判断することもあるのです。そのため、数字だけを見た完璧なトレードというのはなかなか難しく、やはり張り付いてみておく必要があります。
そのため、特に値動きが激しいニューヨーク市場の時間帯である23:30~6:00間に時間を取れない方は、スキャルピング以外の取引を検討した方が良いでしょう。
スリッページの影響を受けやすい
FXの取引は必ずしも注文を出した価格と実際に成立した価格が完全に一致するとは限りません。例えばドル円が「135.5円の時に決済をしたとしても、成立価格は135.3円だった」なんて事も往々にしてあります。
この価格差をスリッページと言い、業者によっては0.5pips程度の差は日常茶飯事とも言えるでしょう。
大きな値幅をとるデイトレードやスイングトレードの場合は0.5pips程度は許容範囲だと思いますが、スキャルピングの場合には死活問題です。
そのため、各業者の約定力や約定スピードはかなり影響を受けるポイントであり、他サービスと比べてこのポイントは業者選びの際の重要なポイントとなります。
スリッページがどの程度発生するかは各社も断定して表現できません。また、「安定した約定力/高速の約定スピード」等と謳っている業者も多くいますが、実際に利用してみないと分からないというのが正直なところ。スキャルピングをされる方は複数口座を作り、いくつか試してみると良いでしょう。
スキャルピングが向いている人・向いていない人
これまでのメリットやデメリットの内容を踏まえると、スキャルピングが向いている人・向いていない人は下記にまとめられます。
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
・感情的なトレードをしない ・集中力がある | ・ニューヨーク市場の時間帯に時間が取れる・通信環境が整っていない人(スリッページリスク) ・時間をさけない人 | ・ファンダメンタルズ分析を得意としている人
スキャルピングが向いていない人は時間がさけない人だったり、通信環境が整ってない人などが挙げられますが、ファンダメンタルズ分析を得意としている人も挙げられます。
ファンダメンタルズ分析とは、テクニカル指標では無く「国や企業の経済状況を見て値動きを予測する」といったもの。スイングトレードや長期保有等の場合には、ファンダメンタルズ分析の重要性が増すのですが、スキャルピングの場合にはこうした大局的な動きはほぼほぼ影響されないため、ファンダメンタルズ分析を軸にトレードするには向いていません。
3か月間のチャートを見ると上昇トレンドなのに1日のチャートを見ると下降トレンドなんてことも往々にしてあります。
そのため、スキャルピングはテクニカル分析が得意な方が向いている手法とも言えるでしょう。
スキャルピング取引を認めているオススメFX口座5選
FX会社ではスキャルピングを禁止としている会社も少なくはありません。システムに大きな負荷がかかってしまったり、ポジションをカバーできずに損失を被ってしまう可能性があるためです。
ポジションのカバーとは、カバー取引(カバーディール)のこと。FX会社は顧客から買い/売り等の注文を受けた際に、提携している各銀行や証券会社に対して同様の注文を出し、リスクヘッジをします。この際に顧客からの注文よりも低い価格で買えれば(高い価格で売れれば)FX会社の収益となりますが、逆もまた然り。損失を被るリスクがあるのです。
スキャルピングを禁止としている会社でスキャルピングを繰り返すと、最悪の場合は口座を凍結させられてしまいます。
そんな中、スキャルピングを認めている会社もあり、本章ではそのオススメ口座を5社ご紹介します。
サービス名 | ヒロセ通商 | GMOクリック証券 | JFX | みんなのFX | 外貨ex |
---|---|---|---|---|---|
サービス画像 | |||||
取引単位(最低資金目安) | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 |
スワップ(ドル/円) | 159円 | 238円 | 200円 | 240円 | 241円 |
通貨ペア数 | 54種 | 20種 | 41種 | 34種類 | 24種 |
最大レバレッジ | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 |
口座開設までの必要日数 | 最短当日 | 最短当日 | 最短1~2営業日 | 最短当日 | 最短即日 |
自動売買 | – | × | × | 〇 | 〇 |
デモトレード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大100万円 | 新規口座開設+取引で最大55万円 | 新規口座開設+取引で最大101,000円キャッシュバック | 新規口座開設+取引で最大40万円キャッシュバック | 新規口座開設+取引で最大55万円キャッシュバック |
ヒロセ通商
ヒロセ通商
特徴・おすすめポイント
- 東証スタンダードに上場している会社が鵜運営
- 取扱い通貨ペア数が54種類と国内トップ
- スキャルピング取引を公認しており約定スピードも最短0.001秒
取引単位(最低資金目安) | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭 |
スワップ(ドル/円) | 159円 |
通貨ペア数 | 54種 |
最大レバレッジ | 25倍 |
口座開設までの必要日数 | 最短当日 |
自動売買 | – |
デモトレード | 〇 |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大100万円 |
ヒロセ通商は東証スタンダードに上場しているヒロセ通商株式会社が運営するFXサービス。2004年に設立した会社であり、口座開設数早く30万口座と中堅どころに該当するFX業者です。
取扱い通貨ペア数については国内トップの54種。他の業者では取り扱っていないような通貨ペアが数多くあります。
また、ヒロセ通商はスキャルピング取引公認しており、他業者のようにスキャルピング取引をしすぎて口座凍結されてしまうなんて心配もありません。約定スピードも最速0.001秒であることから、スキャルピング特化であることが分かります。
|ヒロセ通商のキャンペーン情報
2023年10月25日時点のLION FX(ヒロセ通商)キャンペーン情報
・新規口座開設+入金+取引で最大100万円キャッシュバック
開催期間:2023年10月02日 00時00分~ 2023年10月31日
新規口座開設の上、2023年10月2日9時00分~2023年12月1日8時59分における下記取引量に応じて最大100万円キャッシュバック。
新規取引量 | キャッシュバック金額 |
---|---|
片道25,000万通貨以上 | 1,000,000円 |
片道21,000万通貨以上 | 840,000円 |
片道18,000万通貨以上 | 720,000円 |
片道15,000万通貨以上 | 600,000円 |
片道12,000万通貨以上 | 480,000円 |
片道9,000万通貨以上 | 360,000円 |
片道7,500万通貨以上 | 300,000円 |
片道6,000万通貨以上 | 240,000円 |
片道4,500万通貨以上 | 180,000円 |
片道3,000万通貨以上 | 120,000円 |
片道1,500万通貨以上 | 60,000円 |
片道1,200万通貨以上 | 50,000円 |
片道500万通貨以上 | 30,000円 |
片道200万通貨以上 | 20,000円 |
片道30万通貨以上 | 5,000円 |
片道15万通貨以上 | 3,000円 |
GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」
特徴・おすすめポイント
- 口座開設数が約80万口座と国内最大級
- 総合力が高くレベル・投資スタイルを問わない
- 初心者から上級者まで指示されている人気サービス
取引単位(最低資金目安) | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭 |
スワップ(ドル/円) | 238円 |
通貨ペア数 | 20種 |
最大レバレッジ | 25倍 |
口座開設までの必要日数 | 最短当日 |
自動売買 | × |
デモトレード | 〇 |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大55万円 |
FXネオはGMOインターネットグループに属するGMOクリック証券社が提供するサービス。口座開設数が約80万口座*である他、大手上場企業が運営しているという点から安心感があります。
*2023年8月末時点
基本スペックの高さや高機能な取引ツールの取り扱い、幅広い金融商品(株・投信・先物他)へのアクセスの良さ等、総合力の強いサービスであり、どのサービスにするか迷った場合はとりあえず本サービスにしておけば間違いないでしょう。
レベルや投資スタイルに関係なく、初心者から上級者の方まで幅広い投資家に支持されています。
|GMOクリック証券のキャンペーン情報
2023年10月25日時点のGMOクリック証券(FXネオ)キャンペーン情報
・新規口座開設+取引で最大55万円キャッシュバック
口座開設から3カ月以内における取引量に応じて最大55万円をキャッシュバック
新規取引数量 | キャッシュバック金額 |
---|---|
8億通貨以上 | 550,000円 |
4億〜7億通貨未満 | 200,000円 |
2億〜4億通貨未満 | 100,000円 |
5,000万〜2億通貨未満 | 50,000円 |
2,000万〜5,000万通貨未満 | 20,000円 |
1,000万〜2,000万通貨未満 | 10,000円 |
500万〜1,000万通貨未満 | 5,000円 |
JFX「MATRIX TRADER」
JFX「MATRIX TRADER」
特徴・おすすめポイント
- スキャルピング取引を認めている
- 約定スピードが最速0.001秒
- 通貨ペア数が41種類と業界トップクラス
取引単位(最低資金目安) | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭 |
スワップ(ドル/円) | 200円 |
通貨ペア数 | 41種 |
最大レバレッジ | 25倍 |
口座開設までの必要日数 | 最短1~2営業日 |
自動売買 | × |
デモトレード | 〇 |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大101,000円キャッシュバック |
MATRIX TRADERは2005年にアクロスFX株式会社として設立したFXサービス。
MATRIX TRADERはスキャルピング取引に特化したサービスです。スプレッド幅は業界最狭水準(米ドル/円で0.2銭)でかつ約定スピードは最速0.001秒。値動きが激しい時でも即時に約定できるのでスキャルピング取引を行う上で大きな利点となります。加えて、スキャルピング取引に制限が無いため、他社のように口座が凍結される恐れもありません。スキャルピング取引を考えられている方には一押しのサービスです。
また、通貨ペアも41種類と業界トップクラス。主要通貨ペアはどれも業界最狭水準のスプレッドで取引コストを最小限に抑えることができます。
みんなのFX
みんなのFX
特徴・おすすめポイント
- 主要通貨のスプレッドが業界最狭基準(ドル円0.2銭)
- スワップポイントが高水準
- 一つの口座でシストレ・バイナリーオプション・仮想通貨取引もできる
- 最短当日に口座開設ができる
取引単位(最低資金目安) | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭 |
スワップ(ドル/円) | 240円 |
通貨ペア数 | 34種類 |
最大レバレッジ | 25倍 |
口座開設までの必要日数 | 最短当日 |
自動売買 | 〇 |
デモトレード | 〇 |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大40万円キャッシュバック |
みんなのFXは1999年に設立されたトレイダーズ証券株式会社が提供するFXサービス。LIGHT FXも同じ会社が運営をしています。
ドル円のスプレッドが0.2銭だったりと主要通貨ペアのスプレッドが狭い点も魅力的ではありますが、それ以上にスワップポイントの高さが魅力的なサービス。定期的にスワップポイント増加キャンペーン等も行っており、他社と比べて頭一つ抜きんでています。
また、1つの口座で通常のFXだけでなく、システムトレードやバイナリーオプションができたりと、他投資サービスが充実している点もポイントの一つです。
スワップポイントが高い業者を探している方にとっては特に一押しのサービスになります。
|みんなのFXのキャンペーン情報
2023年10月25日時点のみんなのFXキャンペーン情報
・新規口座開設+取引で最大40万円キャッシュバック
新規口座開設の上、翌々月末の最終営業日マーケットクローズまでにおける下記取引量に応じて最大40万円キャッシュバック。
新規取引量 | キャッシュバック金額 |
---|---|
50億通貨以上 | 400,000円 |
10億〜50億通貨未満 | 100,000円 |
5億〜10億通貨未満 | 50,000円 |
2億5,000万〜5億通貨未満 | 30,000円 |
1億〜2億通貨未満 | 15,000円 |
5,000万〜1億通貨未満 | 10,000円 |
1,000万〜5,000万通貨未満 | 3,000円 |
300万〜1,000万通貨未満 | 1,000円 |
外貨ex(byGMO)
外貨ex(byGMO)
特徴・おすすめポイント
- スプレッドが0.2銭と業界最狭水準
- スワップポイントが米ドル/円248円と高水準
- スプレッド縮小などキャンペーンが豊富
取引単位(最低資金目安) | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル/円) | 0.2銭 |
スワップ(ドル/円) | 241円 |
通貨ペア数 | 24種 |
最大レバレッジ | 25倍 |
口座開設までの必要日数 | 最短即日 |
自動売買 | 〇 |
デモトレード | × |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大55万円キャッシュバック |
外貨ex by GMOは、2003年に設立され、2023年7月に「外貨ex by GMO株式会社」から「GMO外貨株式会社」に社名を変更したFX業社です。スプレッド幅が米ドル/円で0.2銭である点や最低取引単位が1,000通貨である点など初心者の方が少額でFX取引を始めやすいサービス。
スプレッド幅の狭さについて先に述べましたが、外貨ex by GMOは何といってもスワップポイントの高さが魅力的。長期保有を考えられている方には特に一押しのサービスです。
また、キャンペーンも定期的に開催しており、スプレッド縮小キャンペーンなど多岐にわたります。少ない資金でFX取引に慣れていきたい初心者の方にオススメのサービスです。
|外貨exのキャンペーン情報
2023年10月25日時点のGMO外貨キャンペーン情報
・新規口座開設+取引で最大55万円キャッシュバック
口座開設の上、口座開設月から翌々月末までの新規取引合計数量に応じて最大55万円キャッシュバック。
新規取引量 | キャッシュバック金額 |
---|---|
50,000万通貨〜 | 550,000円 |
30,000万通貨〜 | 330,000円 |
10,000万通貨〜 | 330,000円 |
5,000万通貨〜 | 55,000円 |
1,000万通貨〜 | 11,000円 |
500万通貨〜 | 5,500円 |
100万通貨〜 | 1,100円 |
スキャルピング取引の必勝&王道エントリーサイン
スキャルピングはテクニカル分析がメインとなる手法。本章ではスキャルピングスタイルの中でも王道かつ勝率の高いエントリー手法について、以下の2つをご紹介させていただきます。
- ブレイクアウト手法
- ゴールデンクロス/デッドクロス手法
それぞれ詳しく解説していきます。
高値・安値の更新時にエントリーする「ブレイクアウト手法」
ブレイクアウト手法とはレンジ相場の中の過去の高値を抜けたタイミングで順張りのエントリーをする手法です。
順張りとは多くの買いが集まって値上がりしている時に買ったり、多くの売りが集まって値下がりしてる時に売る手法。トレンドフォローとも言います。
このタイミングでは買い注文が入りやすく、そのまま一気に上昇トレンドへと変わる傾向があります。
以下のチャートは、とある時期のドル円チャートであり、レンジ相場だったものがブレイクアウト(反対に損値を抜けた場合にもブレイクアウトと言います。)
今回のチャートではレンジ相場の上値・底値に線を引いた王道のブレイクアウト手法を用いていますが、他にもMACDやボリンジャーバンド等のテクニカル指標を用いてブレイクアウトを判断することもあります。
移動平均線がクロスした時にエントリーする「ゴールデン/デッドクロス手法」
ゴールデンクロスは複数の時間軸における移動平均線で短期線が長期線を上抜けした時のことを指し、デッドクロスは下抜けた時のことを指します。それぞれ上抜けた時には買い、下抜けた時には売りをしかけるのです。
FXのテクニカル手法の中では最も王道な手法であり、多くのトレーダーが愛用しています。
下記はとある時期のドル円の日足チャート。赤い線が5日の移動平均線で緑色の線が25日の移動平均線です。
この場合、25日線に対して5日線が上抜けた青丸部分がゴールデンクロスのポイント。ご覧いただいて分かる通り、ゴールデンクロスを抜けてからは一気に価格が上昇しています。
FXのスキャルピングに関するよくある質問
Q. スキャルピング取引を禁止しているFX会社はありますか?
スキャルピングを禁止している会社は、有名どころだとDMMFX等が挙げられます。
しかし、「スキャルピングがNG」と表記している訳ではなく、「高頻度の売買によりカバー取引に影響を与えると判断した場合、強制決済を執行する」等と表現を濁しています。
全体的に言えるのは、あくまでもFX会社が損失を被るリスクが高くなった場合にNGという内容であるため、少額取引等の場合には、さして気にする必要はないかもしれません。
Q. スキャルピングトレードの時は何分足のチャートを見ればいいですか?
スキャルピングトレードの際は1分足~5分足をメインとして使い、全体のトレンドを見る時に30分足や1時間足を使うのが主流。
例えば1分~5分足でレンジ相場となっていても、30分足や1時間足で上昇トレンドである場合、レンジ相場は上抜けする可能性が高いのです。
このようにして複数の足を使ってトレードを行っていきます。
Q. シンプルなスキャルピング手法は何がおすすめですか?
ゴールデンクロス・デッドクロス手法がシンプルで分かりやすく王道の手法です。
ブレイクアウト手法も王道ではあるものの、各テクニカル手法によって判断が若干異なるため、やや複雑。一方でゴールデンクロス・デッドクロスは純粋に移動平均線同士がクロスして抜けたかどうかという点だけで判断できるため、初心者の方でもとっつきやすいでしょう。