【2024年】自動車税のお得な支払い方法はコレだ！ポイント二重取りで超お得な支払い方法を解説

• 「色んな方法で自動車税が支払えるようになったけど一番お得な支払い方法ってなんなんだろう…」
• 「電子マネーとかクレカで支払ってもポイントが付かないケースがあるって聞いたけどどうなんだろう…」
• 「楽天ペイで支払うのが一番お得って聞いたけど本当なのかな…」

この記事を読まれている方の多くはこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。そこで本記事では自動車税の一番お得な支払い方法に関して解説いたします。

記事の後半では自動車税を電子マネーやクレジットカード払いする際の注意点等についてもまとめているので、ぜひ最後までお目通しください。

自動車税のお得な支払い方法はQR決済×クレジットカードの掛け合わせ

結論から申し上げると、自動車税の一番お得な支払い方法としてはQR決済とクレジットカードの掛け合わせになります。

自動車税の決済時にポイントが付く手段として、直接クレジットカードで支払うことも挙げられますが、クレジットカードの場合にはの税金額に応じて決済手数料が発生するケースがほとんど。東京都の場合には以下の手数料が発生します。

そのため、仮にポイントが1.0%ついたとしてもほぼ相殺されてしまうため、クレジットカードで直接支払う方法はイマイチ。

一方で、QR決済の場合には原則決済手数料が不要。（自治体によって異なる場合があります。）そのため、クレジットカードのようにポイントが相殺されてしまうこともありません。ただ、自動車税でポイントを獲得するにはクレジットカードと掛け合わせて利用するなどポイントを抑えておく必要があります。

本章では各QR決済サービスに応じたお得な支払い方法について解説いたします。

au PAY×au PAYゴールドカードによる支払いで還元率1.0%

現状ではau PAYを使った方法が、自動車税の支払い方法の中で一番お得です。

自動車税の支払いに対して直接的にポイント付与はなされませんが、支払い前に行うau PAY残高へのチャージ時にau PAYゴールドカード(クレジットカード)を使ってチャージを行うと、チャージ分に対してポイントが1.0%付与されます。

しかし、au PAYゴールドカードは年会費が11,000円。初年度無料や条件付き無料というクレジットカードでは無いため、11,000円分を回収できる程にカードの特典を使いこなさなければ、かえって損してしまう事もあるため、特典内容等はよくチェックしておきましょう。

｜「たぬきの抽選会」でポイント

また、au PAYでは毎月5日･8日･15日･25日に「たぬきの抽選会」を開催しており、開催中にau PAYで200円以上の決済を行うと最大3,000ptのPontaポイントが当たる抽選に参加が可能。

通常のポイント還元とは別に加算されるため、1等を当てることができれば、さらにお得に自動車税を支払いすることができます。

楽天ペイ×楽天カードの支払いで還元率0.50%

楽天ペイは楽天カードと組み合わせることによって、自動車税の支払い時に0.5%のポイント還元。

自動車税の支払いに対して直接的にポイントは付かないのですが、支払いに伴う残高チャージに楽天カードを用いると、チャージ分に対してポイントが0.5%付与されるのです。

チャージの際にはどのクレジットカードからでもポイントが付与される訳では無く、楽天カードを使ってのチャージでなければポイントの付与はされません。そのため、楽天カードをお持ちでない場合には必ず楽天カードを作ってから、支払いを行いましょう。

｜楽天カードの詳細

楽天カードは国際ブランドのアメックスを年会費無料で持てる珍しいカードです。

年会費が無料かつポイント還元率が1.00%と基本スペックの高さが魅力的なのはもちろんのこと、楽天市場でのポイント還元率が3.00%というのが一番の魅力。また、楽天ポイントは様々なシーンで利用することができるため、楽天ポイントの利用をしている方や考えられている方にとってはメインカードとしても利用できるスペックです。

楽天Pay・楽天Edyのチャージにも紐づけることができるため、ポイントの二重取りが可能。（チャージ金額に対して0.50%が楽天カードから付与され、楽天Pay・楽天Edyからは決済金額に対しての1.00%が付与されます。）

楽天サービス以外の特約店がほとんどない事や、楽天ポイントから他ポイントへ交換することがANAマイル・JALマイル以外にできない事がデメリットとしては挙げられますが、楽天ポイントをよく使われる方にとっては特別気にすることではないでしょう。

PayPayはポイントプログラムをうまく使いこなせばお得に

PayPayは決済時にも残高チャージ時にもポイントは付与されませんが、自動車税の支払いを行うことでポイントプログラムのポイントアップ条件を満たしやすくなる可能性があります。

PayPayは通常ポイント還元率が0.5%~1.0%ですが、ポイントプログラムの条件を満たすことで翌月のポイント還元率を1.5%まで引き上げることが可能。適用条件については以下の2点になります。

• PayPayまたはPayPayカード、PayPayカードゴールドにおいて30回以上の支払い
• PayPayまたはPayPayカード、PayPayカードゴールドにおいて10万円以上の支払い

これらの条件を満たすことで翌月のポイント還元率を0.5%アップすることができるのです。そのため、日頃PayPayを使っているものの「毎月利用額が足りずにポイントプログラムが適用されない…」という方にとっては、お得に使えるチャンス。

ポイントアップした翌月に自動車税相当の金額をPayPayで決済すれば、実質自動車税の支払いでポイントを獲得したとも言えるでしょう。

｜PayPayを使うならPayPayカードは絶対に持っておこう

PayPayは通常ポイント還元率が0.5%ですが、PayPayカードをPayPayに設定して後払い決済をするとポイント還元率を1.0%にアップすることができます。

あと払いと言ってもリボ払いや分割払いが適用される訳では無く、通常のクレジットカードと同様に翌月に決済が来るというだけです。

d払いやLINEPayで自動車税を支払ってもポイント還元は無し

楽天ペイやPayPayに並んで有名QR決済サービスであるd払いやLINE Payですが、これらで自動車税を支払いしてもポイント還元はありません。

自動車税の支払い自体にポイント還元が無い上、残高チャージについてもポイント付与が無いためポイントが一切つかないのです。

ただ、支払い自体は可能であり各サービスを普段使われていて、自動車税を支払うことで何かしらのキャンペーンの適用条件を満たすことができるのであれば、支払い方法として視野に入れても良いでしょう。

自動車税の支払いでポイントが付与される&付与されないQR決済一覧

主要なQR決済や電子マネーにおける自動車税支払い時のポイント付与状況や還元率について、以下にまとめました。

基本的にはいずれの決済手段においても自動車税の支払い自体にはポイントが付与されず、残高チャージ時にポイントが付与されます。

｜イオンカードセレクトの詳細

イオンカードセレクトはイオン銀行の発行しているクレジットカード。学生の方も18歳以上なら申し込み可能で、年会費が無料です。

イオンカードセレクトにおける最大の特徴は、イオングループの店舗でイオンカードセレクトを利用するとポイント還元率が2倍になること。さらに、毎月のお客様感謝デーにおいて、全国のイオン・マックスバリュ・イオンスーパーセンターなどの店舗で利用すると、買い物代金が5%オフになります。

また、イオンカードの利用特典だけでなく、イオン銀行の普通預金における金利が最大年0.10%になるという優遇も。イオングループの店舗やイオン銀行をよく使う方にぴったりの一枚です。

｜ソラチカカードの詳細

ソラチカカードこと「ANA To ME CARD PASMO JCB」はANA・東京地下鉄・JCBの3社による提携カードです。ANAマイルを貯めることができるANAカードとメトロポイントを貯めることができるTo Me Cardの機能が一体化しています。もちろんPASMOのオートチャージ機能も使うことができます。

通常のポイント還元率は0.5%でマイル交換時には1ポイント=0.9マイル、マイルレートが2倍にできるマイルコースを選んだ場合でも1ポイント=1.8%マイルとなるため、ANAカードの一般券種と比べると若干劣ります。

しかし、本カードはPASMOのオートチャージによるポイント付与やメトロ利用時におけるポイント付与があるため、メトロユーザーの方にとって一押しのカードです。

｜リクルートカードの詳細

リクルートカードは、リクルートグループの発行するクレジットカード。年会費無料でポイント還元率は通常1.20%とトップクラスの還元率です。楽天Edy・Suicaのチャージにおいてもポイントが貯まるため、ポイントの二重取りも可能。（電子マネーチャージについては利用金額の合算で月間30,000円迄）

ポイント還元率の点だけで言えば文句の無い1枚ですが、一方でリクルートポイントの利用シーンが限定的であるというデメリットがあります。HOTPEPPR Beautyやじゃらん等のリクルートサービスでの利用、dポイント・Pontaポイント、JALマイル(交換レート50%)への交換はできるものの、支払いへの充当はすることができません。

そのため、リクルートサービスをよく使う方やdポイントでの決済、Pontaポイントでの決済をする方であればおすすめの1枚ですが、あまり活用することが無い方は他のカードも検討した方が良いでしょう。

｜ANAカード（一般カード）の詳細

本カードはANAカードの中でも最もスタンダードな一般券種。年会費が2,200円でVポイントを1ポイント=1マイルで交換することができます。また、年会費6,600円の”2倍コース”というプログラムがあり、これを使うことで1ポイント=2マイルで交換することができます。そのため、毎月約2万円以上のクレジットカード決済を行う場合には、年会費分を差し引いても2倍コースを使った方がお得です。（1マイル=3円で計算）

他にも毎月のカード更新時に1,000マイルの付与や、ANAグループの飛行機に搭乗した際、区間基本マイレージ×クラス×運賃倍率に対して10%のボーナスマイルを貰うことができます。

自動車税をQR決済・電子マネー決済する際に注意するべきポイント

自動車税をQR決済・電子マネー決済する際にはいくつか注意するべきポイントがあり、主に以下の3点が挙げられます。

• QR決済やクレジットカード払いでは納付証明書が発行されない
• 自治体によって対応している決済方法は異なる
• 指定の納付期限をすぎるとQR決済やクレジットカード払いができなくなる

それぞれ詳しく解説していきます。

QR決済やクレジットカード払いでは納付証明書が発行されない

QR決済やクレジットカード払いで自動車税を納付した際には納税証明書の発行がされません。ただ、車検時の自動車納税証明書の提示は現在不要となっており、オンラインで納付状況を確認してもらうことができるため、さして大きな問題ではないでしょう。

しかし、運輸支局等で納税が確認できるのは納付後から2週間~1カ月程度かかるため、納付直後に車検を受けたいという場合には、納税証明書を発行してもらう必要があります。

納税証明書は各自治体の役所しているため、発行時にはご自身の自治体の案内に従って発行を行いましょう。

自治体によって対応している決済方法は異なる

国政としても取り上げられたキャッシュレス化の推進によって、基本的にはどの自治体でも何らかの電子決済には対応していますが、自治体によってはまだ一部の電子決済方法が未対応という事もあります。

ご自身の自治体HP等で対応している納付方法については確認しておきましょう。

指定の納付期限をすぎるとQR決済やクレジットカード払いができなくなる

自動車税の納付期限は原則5月末日迄。QR決済やクレジットカードの決済を行う場合には必ず5月末日までに行わなければならず、仮に期限が過ぎてしまった場合には現金払いのみの対応となります。

また、インターネット上で支払う際に注意しておきたいのが対応時間。多くの自治体が24時間対応で納付期限日ギリギリまで対応していますが、自治体の中にはインターネット上での納付は納付期限日の22時までに行う必要がある等、ルールを設けている場合もあるため、注意しておきましょう。

まとめ

本記事では自動車税をお得に支払う方法について解説させていただきました。

ポイント還元率の観点で考えると、au PAYとau PAYゴールドカードを掛け合わせた支払い方法が一番お得となります。しかし、au PAYゴールドカードは年会費が11,000円かかるクレジットカードであり、そもそもクレジットカードとして十分に使いこなせない限りは、かえって損してしまう可能性もあるでしょう。

そのため、au PAYゴールドカードを発行するのは躊躇してしまうという方には楽天ペイと楽天カードの組み合わせがオススメです。楽天カードは年会費無料ですぐに発行できるため、1週間ほど余裕を持っておけば納付まで間に合います。

自治体によって支払いのルールが一部異なることもあるため、よく確認をした上で納付に臨みましょう。