カードローンとは?仕組みや使い方を分かりやすく解説します

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  • 「カードローンってどんなサービスなんだろう・・・」
  • 「カードローンは危険って聞いたことがあるけど、どうしてなんだろう・・・」
  • 「カードローンのメリット・デメリットってなんなんだろう・・・」

この記事を読まれている多くの方はこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。そこで本記事ではカードローンの概要からメリット・デメリット、使い方まで詳しく解説いたします。

ぜひ、最後までお目通しください。

カードローンとは

カードローンは、銀行や消費者金融、クレジットカード会社などの金融機関や貸金業者が提供する個人向け融資サービス。

利用者は特定の枠内で必要な金額を借りることができ、利用した金額に応じて元本と利息を支払います。付与された枠内であれば、いつでも自由に借入することができるため、急な出費等にも対応できるのがメリットです。

また、カードローンの中には最短即日で融資を受けられるものもあり、各ローンの中でも柔軟性や自由度の高さが特徴と言えるでしょう。

カードローンのメリット

カードローンのメリットは主に以下の4点です。

  • 担保・保証人なしで借入できる
  • オンライン上で申込が完結できる
  • 付与された枠内であればいつでも利用可能
  • 利用使途が問われない

それぞれ詳しく解説していきます。

担保・保証人なしで借入できる

カードローンは利用にあたって、担保や保証人を必要としません。

住宅ローンやマイカーローンは住宅や車を担保として借入をするものがほとんどですが、カードローンの場合には不要。連帯保証人等を設ける必要もないため、利用にあたってのハードルの低さがメリットと言えるでしょう。

オンライン上で申込が完結できる

各社によって申込のフローは異なりますが、昨今では多くの会社が申込をオンライン上で完結できる仕様にしています。

そのため、郵送での手続きや対面審査等を行わず、気軽に借入を行うことができます。

付与された利用枠内であればいつでも利用可能

カードローンに申込をすると、クレジットカードと同じ様にキャッシングの利用枠が付与されます。そして、利用枠の上限額以内であれば、いつでも利用が可能。

例えば50万円の貸付枠を付与され20万を利用した場合、残り30万円分に関しても好きなタイミングで利用することができるのです。

利用用途が問われない

住宅ローンは住宅購入、マイカーローンは自動車購入などと借入金に対しての利用使途が限定されますが、カードローンの場合には利用使途は問われず、自由に使うことができます。

カードローンのデメリット

カードローンのデメリットは主に以下の2点が挙げられます。

  • 金利が高い
  • クレジットカードや他ローンの審査に影響を及ぼす

それぞれ詳しく解説していきます。

金利が高い

カードローンの金利は利用金額や利用者の属性によって変動しますが、基本的には1.5%~20%の間で設定されています。少額の借入であれば、基本的には対象サービスの最高金利が適用されるケースがほとんどです。

一方で住宅ローンの場合には1%~3%、マイカーローンの場合には1%~5%ほど。他有担保ローンにおいても数%ほどが相場であるため、これらのローン商品と比較すると、やはりカードローンの金利は高いと言わざるおえません。

しかし、カードローンは無担保・無保証で借入ができる上、即日融資に対応している等の利便性の高さは光るものがあります。そのため、「金利が高い=悪いローン商品」とは言い切れないでしょう。

クレジットカードや他ローンの審査に影響を及ぼす

カードローンを利用している場合、クレジットカードの審査や住宅ローン審査が不利に働く場合があります。

クレジットカードや各種ローン商品は審査にあたって、「月々どの程度まで支払いが行えるのか」と返済能力を判別するため、毎月のカードローン返済額が大きい場合には、当然その分の支払い上限が差し引かれて判断されてしまうのです。

実際にカードローンを利用している人はいくら借りている?

いざカードローンを利用するとなると、他の人はどのくらい借りているのか気になりますよね。

実際にカードローンを利用したことがある人へ借りた金額のアンケートをとった結果、6~10万円が28%、31~50万円が21%となりました。

カードローンで50万円以上借りている人は全体の約1割とかなり少なく、多くの人が比較的少額の借り入れをしていることがわかります。

いずれにしても、カードローンを利用する際には適切な借り入れ額に設定し、返済の計画をしっかりと考えることが重要です。

カードローンの使い方

カードローンを利用するまでの流れは以下の通りです。

  • カードローン会社を会社を選ぶ
  • 申込・必要書類の提出
  • 審査
  • ローン用カードを受け取り利用する

各項目ごとに詳しく解説していきます。

1. カードローン会社を選ぶ

昨今では消費者金融や銀行など、様々な会社がカードローン商品を提供しています。各社によって適用金利や返済方法、審査期間等は異なるため、ご自身の求める内容に沿ったサービスを選びましょう。

ポイント:一般的に銀行系カードローンは消費者金融よりも金利が低く設定されていますが、審査の難易度が高い他、審査に1週間ほどの期間を用いるケースが多く、即日で借入を行いたい場合には消費者金融をオススメします。

2. 申込・必要書類の提出

利用する会社を選んだら、次は申込を行います。申込の際には本人確認書類の提出はもちろんのこと、利用希望額や本人の属性によっては収入証明書を求められるケースがあるため、あらかじめ必要な書類を準備しておきましょう。

各社によって収入証明書に利用できる書類は異なりますが、主に以下の書類が用いられます。

  • 源泉徴収票
  • 支払調書
  • 給与の支払明細書
  • 確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 収支内訳書
  • 納税通知書
  • 納税証明書

3. 審査

申込が完了次第、申込情報や信用情報を基に利用可否の審査が行われます。

ポイント:信用情報とはクレジットカードやローン商品の利用履歴のこと。返済記録が記載されており、支払いの遅延や未払い等の記録が残っている場合には審査に悪影響を及ぼします。

審査の期間は各社によって異なりますが、大手消費者金融であれば最短即日、銀行系カードローンであれば3~5営業日ほどの期間を要します。

また、この際に注意しておきたいのが在籍確認。利用するカードローンによっては勤務先への在籍確認の電話が行われることがあり、この際に在籍の確認が取れないと審査が進めなくなってしまうことがあるのです。

本人が電話に出ずとも在籍確認が取れることもありますが、基本的にはご自身が取れる状態にしておきましょう。

4. ローン用カードを受け取り利用する

無事、審査に通過するとローン用のカードが郵送で送られます。このカードを銀行やコンビ二等のATMにて利用することで現金の引き出しができます。

ただ、昨今ではカードレスのサービスも多く、借入の申請手続き等もオンラインで行い、銀行振り込みをしてくれるサービスもあります。

郵送物によって家族にカードローンの利用がバレてしまう事も考えられるため、このような心配がある方はカードレスのサービスを選ぶと良いでしょう。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンを利用する際には以下の2点を注意しましょう。

  • 金利を確認する
  • 返済期間と月々の返済額を確認する

金利を確認する

各社によって適用される金利は異なります。数%の違いで月々の返済額が大きく変わるため、なるべく低いところを選ぶと良いでしょう。

多くの場合は1.5%~20%に設定されていますが、この際に注意しておきたいのが「最大金利で選ぶ」ということです。1.5%などの最低金利については、数百万円ほどの借入額である上、本人の属性(年収や勤務先等)が非常に高い場合にのみ適用されるものであり、数万円~数十万円ほどであれば基本的には最大金利が適用されます。

そのため、金利を比較する際には最大金利を見るようにしましょう。

返済期間と月々の返済額を確認する

同じ金額を借入したとしても、サービスによって指定する返済期間や月々の返済額は異なります。

ご自身が借入する予定金額の場合、毎月どのくらいの金額をどのくらいの期間で返済するのか確認し、無理のない返済計画を建てましょう。

まとめ

本記事での重要なポイントは下記の通りです。

  • カードローンは無担保・無保証で使途を問わず借入ができる柔軟性・自由度の高いローン商品
  • 他ローン商品と比べて金利は高いものの即日融資に対応している等、様々なメリットがある
  • 各社によって適用金利や返済期間、月々の返済額が異なる

無理のない返済計画を立て、計画的にカードローンを利用しましょう。

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